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チーズの昼下がりと共働学舎


 (神)です。
3月のある日のこと(今頃ですが)・・。

糸島で「銀河の雫」というとってもおいしい牛乳を作っている「イーハトーブ」の榊さんから突然のお誘い。
「薬院のチーズ屋さんに、北海道の『共働学舎』の人がお話しに来るので一緒に行きませんか?」

共働学舎さんは、北海道と信州に農場をもち、心や体に悩みのある人たちやその家族が共に暮らしながら酪農や農業を営む、いわば「大きな家族」。
NPO法人ではありますが、「福祉施設」でも「学校」でもなく、「農業法人」的な企業でもなく・・
おそらくどこにもない、根源的な意味での“共同体”なんじゃないでしょうか。

いつかアリヤでも北海道に取材に行けたらなぁ・・と思っていたのですが、まさか福岡で話が聞けるなんて。
会費がちょっと高かったので一瞬、躊躇しましたが、榊さんの「チーズがいろいろ食べられますよ」のひとことで「行きます!!!!」
はい、乳製品大好きなんです。。

そんなわけでいそいそと薬院のチーズ店『ル・プアン』さんへ。
共働学舎を運営する宮嶋さんご夫妻のお話を聞かせていただきました。
北海道・新得に34年前に入植し、自分たちで家を建て、山から水を引き、牛5頭からの出発だったそうです。
いまは70人以上の人たちが共に暮らし、酪農、養鶏、野菜作り、また建築、木工、陶芸、染物なども行い、衣食住を全て自分たちで賄っているのだそうです。
サリドマイドの人、脳性まひの人、心に悩みを抱えた人、社会生活を送るのが難しい人・・・どんな人であっても、ここでは皆自分の能力を生かして働き、誰かの役に立つ喜びを得ながら、「自立」して生きていくことができています。

進学、就職ができなくとも、それぞれが持つ能力や特長をもって協力すれば、自分たちの力で生きる場所が作ってゆける−−

一見、原始的なようだけれど、これはもっとも成熟した社会のあり方なんじゃないでしょうか・・

深い示唆に富む宮嶋さんのお話のあとは、チーズいろいろとワインで交流。
共働学舎さんで作られている期間限定の絶品チーズ「さくら」は、クリーミーでコクがあって本当に美味でした♪






北海道から来られた宮嶋さん夫妻。
手前にあるのは榊さんが作っている糸島生まれの牛乳「銀河の雫」。
鎖でつながれずのびのび育った牛のお乳だからか、すーごく甘くて、でもサラッしてて後味も良く、本当に飲みやすくておいしいんです。

ちなみに、「共働学舎」という名前の福祉施設が東京にもあります。
(トイレットペーパー作りで有名な施設です)
名前が一緒なので、関連施設なのかといままで思っていましたが、宮嶋さん曰く「全然関係ないんだけど、うちの名前を気に入ってくださったそうで、使わせてくださいって〜〜」

えっ。。。。。そんなのあり??^^;

なんともおおらかな宮嶋夫妻でありました☆


(神)
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