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コラボレーションのこと

今年はホワイトクリスマスになりそうなお天気具合。だからといって、特にワクワクする出来事があるわけじゃありませんがね。こんばんは。相変わらず真夜中の(幸)です。

やっとアリヤの制作に没頭しています。(遅いよー)
他の仕事が立て込んでいて何かと時間がなく、しばらくアリヤを横に置いていました。という後回し的でいつもお待たせをする羽目になるのですが・・・

今年を少し振り返ってみると(柄にもなく)、アリヤを3冊無事に出せたんだなと、少し感慨深いものもあります。毎回、危ない橋を渡っていますからねー。そうしてコラボ商品もひとつ実現しましたし。

実は毎年、最低でも1個は必ず障害者施設とのコラボ商品を作ろうと計画を立てているのです。これはアリヤ創刊のときから考えていた企画のひとつで、6年目に入った今も考えは変わりません。

2008年10月発行の4号でやったお菓子の詰め合わせから、石けん、コーヒー、バッグ、器、つばき油、クッキーと、7企画の商品ができました。

こちらがいちばん最近の企画。16号で「花の花」さんとコラボした「お花のクッキー」と「水玉クッキー」です。
実はこのクッキーは何年も前に、アリヤオリジナルの「白いお花のクッキー」として、イベント等で販売していたものなのです。(クッキー製造は別の施設でした)当時は、上のアイシングは白だけで作ってました。
それを、バターと卵不使用のものにしたいと考え、オーガニックレストラン「花の花」さんに相談に行ったのです。さらに、色も植物由来の色素で付けたいとお願いをして。

アリヤでは、花の形のクッキー型をオリジナルで作り、ネーミング、ラベル、パッケージ、アイシングをかけるというスタイル全般を提案しました。

「花の花」さんでは、ちゃんとおいしいクッキーとして焼きあがるまでに、1年がかりで試作を繰り返していただきました。

私がコラボをする理由がいくつかあります。
ひとつは、施設が苦手とする商品開発のノウハウを、机上ではなく“実践”で経験してもらうこと。ただの知識や概念的なことより、経験は強いです。この“実践の現場”には、実にさまざまな要因がからんできます。

「なぜ、これなのか」というコンセプトから始まり、モノのでき具合はもとより、ネーミング、パッケージ、コスト計算、価格設定、販売方法、マージン、などなど、モノが世に出るまでに通過するルートがすべて入るのですね。当然、アリヤとも“商談”をするわけです。

もうひとつ大きな理由は、自分たちの(施設の)スキルがどんなもので、どこが強みか、を知ってもらうためでもあります。

以前にこのブログでも書いたと思うのですが、私は6年前の創刊当時から、障害者施設は「町工場」や「工房」に見えていましたし、メンバーさんたちは「職人」さんに見えていました。小ロットでこだわりのあるものが作れるじゃないかと。特にオリジナルのものが作りたい私なんか、とっても羨ましく。(今でもほんとうに羨ましいです)ということは、小さなショップとかオリジナルが欲しいところとかには、もってこいの生産現場なのですよ。

私個人の考えとしては施設の商品として無理がないのは、小ロット小品種だと思っています。マーケティングの世界では「小ロット多品種」と言われて久しいですが、それはもういいかなと。では、なぜ「小品種」なのか。この考え方は少し長くなるのでざっと説明すれば、自信の持てるものを絞ってクオリティを上げ、何年かおきに変えてゆくのです。消費者を飽きさせないために。

時の流れが速い現代において、ずーっと同じモノでは気が付いたときには取り残されてゆく。時代とともに改良なりを加えて変化していくこと、これが大事だと思うのですね。えーっとわかりやすく言えば、車やパソコンや家電製品のモデルチェンジのようなものですね。ライフスタイルの変化を先取りすることが肝心です。

と、ほら長くなったでしょ。いえ、まだまだこれでも言い足りてはいないのですが。ちゃんと説明しようと思うと何ページも続く長い話なので、この辺にしておきます。コラボそのものの形も今までとは違う形を想像しているからですね。
要は商品作りもその方法も一般企業がやっているようなことは、私はやるつもりがないということです。まあ、アマノジャクだからですね(笑)。

この先が知りたい人は・・・どこかで私を捕まえてくださいな(笑)。

ということで、来年もコラボやりますよ。密かに企み進行中です。

(幸)

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