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弱き者のままで。


このところ体調不良で、しばらく前線から離脱しておりました(幸)です。まだ仕事には復帰していませんが、やっとPCの画面が見られる状態になりました。

もともとデジタル苦手なうえに病のため、実は片目しか見えていなかったという状態でして、PCなんぞ見る余裕もなく。あー、もう今は大丈夫ですよ。寝たり転んだりしながら、ゆっくり治療しています。こんなに長く休んだのも出産以来じゃないかと、しかも病気でという、ちと悲しい事実にも気が付いたりして(笑)。

その間19号の配送等もあり(神)や家族ががんばってやってくれました。私はじっとしていられず周りをウロウロ。みんなから「寝ときなさい!」って大ブーイングを受け、今回ばかりは床の間の飾り物状態(笑)。

いやしかし。
できないならできないで、何とかなるもんです。それならそれで何とかする人たちがいる。「私がやらないと!」みたいなことは勝手な思いあがり&自己顕示欲に過ぎないんだと、床に臥しながら思ったことのひとつです。

また一方では、「私がやらなくて誰がやる」という思いも消えてはいませんが。だからきっと、復活したらまた懲りずにガンガンやるんでしょうけど。ええ、病気になったからって、やりたいことにセーブはかけられません。それは制作者の悲しい性のようなものです。まあ、今回いろいろと迷惑もかけましたしね、一瞬、これからはおとなしくしようと思いましたが、回復に向かうにつれ、やっぱり元に戻る。(周りの方々、ここで会ったが百年目、で諦めておくんなさい。笑)。



「ガンガンやる」って言うと、「すわっアリヤも拡大に目覚めたか!」と思われがちですが、ぜーんぜんそんなことじゃなくて。何度も言っていますが、もっともっと深く深く掘って、核となる部分まで掘って揺るがない「点」にしていくこと。その「点」をたくさん作って「線」から「面」にそうして「立体」にしてゆくこと。それにはとてつもなく長い時間がかかります。でも、まずは始めないと。素手でも何でもこの穴を掘り進めないと。

では、その「中身」は何かと言うと、ええっと表現が難しいのですが・・・
「弱き者が弱き者のままで尊重されること」が、アリヤの活動の根幹なのです。弱き者が、強き者に姿を変えることではなくて。それだとグルグルとバケツの中を回るネズミのようなものだから。順繰りになるだけで解放はされないのだと思うのですね。

障がい者のモノ作りの分野にもビジネスの波が押し寄せています。それはそれで必要でしょう。工賃アップもしかり、誰であれ豊かな生活も求められて当然です。ので、それはそういう力を持った方々にがんばっていただきたい。

ただ、それだけでいいものだろうかと。まあ、障がい者施設のモノが売れるということは、それだけ理解が広がるということだと、アリヤ的にも思ってはいますが。でも、それだけでは本質的な解決にはならないでしょう。障がい者問題だけではなく、この地平には表に出にくい弱い立場の人たちが多く存在しているのですから。

いつの時代も抱えてきた途方に暮れそうなこの課題に、向き合うことは容易ではありません。けれど、私たちアリヤもこの社会の底で生きる弱き者のひとり。

弱小アリヤはその冠の「弱小」がそのままでいられるように、また道なき道を歩いています。たぶん、それは辿り着く場所などない、空ゆく雲を追いかけるようなことでしょうけれど。

されど自分の人生。
どの道、明日があるかどうかなんて誰にもわかりゃしない。
誰しも、志半ばで人生は終わるのだと思います。
ならば、ため息いついている間に、やりたいと思うことをやったほうが幸せというもの。

大バカと言われつつも2匹の蟻は、それなりに愉快に、今日も地味にがんばっています。で、もうすぐ復活しますので、またよろしく〜。

(幸)

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