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天国への報告

 

最近は手軽なFBに移行して、かれこれ2年近く、ブログを更新しないままになっていました。たびたび来ていただいた方々には、申しわけありません。

 

アリヤの定期発行を休止してしばらく経ち、現在は別冊発行に向けて少しずつ動いているところです。これもいつものごとく鈍足でして・・・

 

定期発行休止を決めた時、実はもう次を作る気持ちはありませんでした。

この10年余り夢中で走ってきて、少し疲れたかな、というのがほんとうのところであり、また、26号の最初に書き記したように、寄る年波にも勝てないと、自覚しました。

 

それでもなお、発行を続けようと思った理由は何か。

 

その理由はいくつもあって、ここで述べるには何ページも必要で。

難しいこと抜きに、すべてひっくるめて言えば「つくりたいからつくる」に尽きます。

ただ、今までのような形で発行するのはやめようと思いました。

ええ、やっぱり無理をし過ぎるからです。

それで、マイペースでつくれるように「別冊」という形をとりました。

とてもアバウトで、待っていてくださる読者の方々には、申しわけないと思うばかりですが、それでもいいよと、言ってもらえるのであれば、それに素直に甘えようと思っています。

 

その「つくりたい」という思いの根底にあるのは、やはり、施設のみなさんのがんばりを知っているからにほかなりません。と同時に、アリヤの制作仲間の自由な表現の場を確保したい、との思いが強かったのです。

 

今年の春。

制作仲間だったデザイナーが、黄泉の国へと旅立ちました。

彼女とは古い付き合いで、アリヤ創刊のとき一緒になって立ち上げに参加してくれました。

ariya.のロゴをつくってくれたのも、かわいいアリのアイキャッチをつくってくれたのも、彼女でした。

カラダがあまり丈夫じゃなかった彼女は、4号までつくって、その後は別の道を歩きました。

 

この遺してくれたariya.のロゴは、彼女の形見ともいえます。

誰しも限りある中で生きていて、その時間がどれほどあるのかわからない中で生きていて、誰しも志し半ばで生を終えるのだと思います。

明日のことはわからないなら、いま、やろうと思っていることをやろう。

それだけです。

 

ああ、やっとここまで書きました・・・

 

天国の彼女への報告です。

 

(幸)

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