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引き戻すもの

本

 

あけましておめでとうございます

 

2017年の初仕事(?)はアリヤのブログを書くこと。

早々にFBは投稿しましたがブログはやっぱりボリュームが違うので、少し気合いが入ります。今年からはもっとブログの投稿を増やそうと思っています。そう、定期発行が終了したので、すこーしだけ(いやたくさんかも)寂しいのかもしれませんねぇ・・・なんか、いつも会っていた人たちに会えなくなった、というか。ええ、読者のみなさんのことです。直接お会いしたことはないですが、アリヤを作るときはいつもみなさんの顔を思い浮かべながら作っていましたから。お顔はわかりませんが、何となくぼわっとたくさんの笑顔が見えるのです。きっと喜んでくれるに違いないと、そう思って作っていました(と己惚れています。笑)。

 

ここで正直に言うと、何年か前からこの制作という現場から引退しようと思っていました。すごく疲れていたし、年も感じていましたし。ところが、そう思えば思うほど、節目節目で引き戻す何かが現れるんですね。前に書いた友人の死もしかり、そうしてまた自分が好きでのめり込んでいるものもしかり。

 

このところずっと映画にはまっていて、昨年はもう何十本観たやら。

もともと映画好きにもかかわらず、この何十年かは時間的にも経済的にも余裕がなくて隅っこに追いやっていました。ところが昨年、某レンタルショップで金曜日に限り60歳以上旧作無料のカードを作ってもらったんです。そこから毎週通うわ通うわ。今度生まれ変わったら、映画制作の道に進みたいと思っているくらいで。美術担当がいいなあ←遠い目。

 

で、昨年末のこと。友人から一冊の本が送られてきました。

それが最初の写真です。

『ウェス・アンダーソンの世界 グランド・ブダペスト・ホテル』

この『グランド・ブダペスト・ホテル』は、かなり有名な映画なので観た人も多いと思いますが、もうすごーく気に入って。と、いうのを知ってた友人が、この映画のメイキング本をプレゼントしてくれたのです。限定3000部しか発行されないので、死ぬほど読みたかったけれど諦めていました。「アリヤの10年、お疲れさまでした。がんばったで賞」のプレゼントだと、カードに書かれていて、ああ、もう、どうしましょう・・・胸がいっぱいです・・・

 

別冊発行を決めてからというものずっとイメージトレーニングをしていて、映画鑑賞もそのひとつと言えばそうです。家族はずっと遊び呆けていると思っているでしょうが。まあ、私たちの仕事は傍から見れば遊んでいるようなものですしねぇ。でもその遊んでいるように見えるときが、いちばん大事な仕事をしている時という、わかりにくい構造をしていまして。あ、ホントなんですよ(笑)。

新しく発行するからには今までとは違うものを作りたいという思いが強く、それはもう創刊するのと同じような気持ですね。お正月休みにこの本を夢中で読んで、モチベーションがいっきに上がりました。早く別冊をつくりたい!と。

 

しおり

※中の栞は、映画の一場面が使われています。このケーキ屋さんがまたかわいいのですよ。

 

障害者施設商品が、もっと暮らしに入っていくこと。

普通に自然に素敵に、そこにあること。

それをどう表現するのかまだまだ悩み苦しんでいますが、もう自分たちの好きに作ろうと。

ああ、それがいちばん難しいというのに。また自らハードルを上げてしまった・・・

 

さて、私たちの「好き」にどれくらいの人が付き合ってくれるでしょうか。

あ、たったひとりでもいいのですよ。その人のために作りますとも!

(幸)

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